関節炎について
関節の痛みには注意が必要です
加齢や関節に負荷がかかることによって、関節は少しずつ変形していきます。
女性に多く見られる関節リウマチや男性に多くみられる痛風は、そのまま放置していると日常生活に支障が出てしまうことが多いため、早めの治療が大切です。関節リウマチの場合、倦怠感や発熱などの症状が見られることもあります。
ABOUT
症状
- 関節が痛い
- 指や手首の関節が腫れている
- 手がこわばる
- 朝に長引く手のこわばりがある
- 手や指が動かしにくい
- ボタンが押しにくい
- 細かい作業がしにくい
- 箸が使いにくい
- 靴ひもが結びにくい
- 歩行が困難なほど足が痛い
代表的な疾患
- 関節リウマチ
- 痛風
- 偽痛風
主な疾患
関節リウマチ
女性に多く、免疫の異常によって炎症が起き、手足の関節に腫れや痛みが見られます。 また適切な治療を行わなければ、関節が変形してしまう恐れもあります。
痛風
血液中の尿酸値が上昇することで尿酸結晶が生じ、主に母趾の付け根に腫れや痛みが見られます。その他にも、足関節や足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節などにも見られます。
暴飲・暴食や肥満、激しい運動などが原因と考えられています。
偽痛風
痛風と症状が似ていることから偽痛風と呼ばれ、膝の痛みと水がたまるなどの症状が見られます。
痛風の場合は尿酸結晶によって起こりますが、偽痛風の場合はピロリン酸結晶によって起こります。
よくあるご質問
Q.
手のこわばりが続いています。リウマチでしょうか?
A.
関節リウマチの症状の1つとして、手のこわばりがありますが、腱鞘炎の可能性もあります。
Q.
健康診断で尿酸値が引っかかってしまいました。
A.
痛風の可能性があります。また、痛風でない場合でも、尿酸値が7.0以上の場合はご相談ください。