変形性股関節症
何らかの原因で軟骨が痛み、すり減ってしまうことによって立ち上がりや歩き始めの股関節痛や、靴下が履きにくい、長時間立ったり歩いたりすることが難しいなどの症状が見られます。
変形性膝関節症
女性に多く見られ、軟骨の老化や肥満、遺伝などによって立ち上がりや歩き始めの股関節痛や、膝の腫れ、水がたまるなどの症状が見られます。重症化してしまうと、変形が目立ち、膝が伸びず歩行が困難となることもあります。
膝半月板損傷
膝関節の大腿骨と脛骨の間にある半月板が損傷することで、膝の痛みと引っかかりが見られます。
重症化してしまうと、急に膝が動かなくなることもあります。
痛風
血液中の尿酸値が上昇することで尿酸結晶が生じ、主に母趾の付け根に腫れや痛みが見られます。その他にも、足関節や足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節などにも見られます。
暴飲・暴食や肥満、激しい運動などが原因と考えられています。
偽痛風
痛風と症状が似ていることから偽痛風と呼ばれ、膝の痛みと水がたまるなどの症状が見られます。
痛風の場合は尿酸結晶によって起こりますが、偽痛風の場合はピロリン酸結晶によって起こります。
外反母趾
母趾の先が人差し指の方に「くの字」に変形し、歩行時に痛みが見られます。
つま先が細くなった靴やヒールの高い靴を履くことで、つけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
こむら返り
妊娠中や高齢者のかたに多く、ふくらはぎの筋肉が痙攣して収縮することで、一時的に強い痛みが見られます。
太ももや足裏などにも見られます。
水分不足、冷え、熱中症などが主な原因と考えられています。
扁平足
土踏まずのくぼみがなくなり、平らな足裏になっている状態です。歩行時に転びやすく疲れやすい、痛みなどの症状が見られます。
加齢による筋力の低下が主な原因と考えられています。