肩・肘の痛みについて
肩こりや肩の痛みで
お悩みのかたは
少なくありません
肩は骨や筋肉、靭帯、腱などの組織から構成されており、加齢や筋力の低下などによってそれぞれのバランスが崩れることで痛みやこり、四十肩、五十肩などが見られるようになります。
症状
- 肩がこる
- 肩が痛い
- 肩まわりの筋肉が張る
- 肩が上がらない
- 慢性的な肩こり
- 肘が曲がらない
- 背中に手が届かない
- 肘が痛い
代表的な疾患
- 肩こり
- 腕神経叢損傷
- 変形性肩関節症
- 尺骨肘頭骨折
- 五十肩
- 肩関節脱臼
- テニス肘
- 肘内障
- 肘関節脱臼
- 上腕骨骨折
- 変形性肘関節症
- 肘部管症候群
- 橈骨頭骨折
- 肘内側側副靭帯損傷
主な疾患
肩こり
猫背や前かがみなどの姿勢や、首や背中が緊張するような無理な姿勢での作業を長時間行うことで首から肩にかけて痛みやこわばりが見られます。
肩関節周囲炎（四十肩・五十肩）
50歳代に多く、肩周りの関節組織が炎症を起こし、肩の痛みや動きが悪くなったり、寝返りで目が覚めたりするなどの夜間痛が見られます。
腕の酷使や生活習慣、ストレスなどが原因と考えられています。
腱板断裂
腱板が切れることで肩周りの関節組織が炎症を起こし、肩の痛みや動きが悪くなったり、寝返りで目が覚めたりするなどの夜間痛が見られます。
肩関節周囲炎（五十肩）と比べて、関節の動きが固くなることが少なく、挙上するときに肩から音がする場合があります。
変形性肩関節症
何らかの原因で軟骨が痛み、すり減ってしまうことによって、肩の動きが悪くなったり、痛みが見られたりします。
石灰沈着性腱板炎
40～50歳代の女性に多く、肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって炎症が起き、関節を動かすことができなかったり、激しい痛みが見られたりします。
テニス肘（上腕骨外側上顆炎）
加齢によって腱が痛み、物をつかんで持ち上げたり、タオルをしぼったりする動作の際に、肘外側に痛みが見られます。
中年以降のテニス愛好家に発生しやすいため「テニス肘」と呼ばれていますが、スポーツ以外で生じることも多くあります。
ゴルフ肘（上腕骨内側上顆炎）
肘の内側の硬い骨の部分に過度な負担がかかることで炎症が起き、物をつかんで持ち上げる際に、肘内側に痛みが見られます。
ゴルフで無理なスイングをしすぎた場合に発生することから「ゴルフ肘」と呼ばれています。
肘部管症候群
肘内側の尺骨神経という神経が痛むことで、細かい動きができなかったり、小指側のしびれや、手に力が入らない、肘の痛みなどが見られたりします。
末梢神経障害の中で2番目に多い疾患です。
よくあるご質問
ストレッチやエクササイズ、ツボおしなどのセルフケアで痛みが緩和されることがあります。
