小児 投球数制限
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【連投禁止・休養日の考え方】
• 投球数が多い日(例:60球以上)を投げた場合は中2日以上の休養が望ましい。
• 毎週2日以上の完全休養日(投球・打撃をしない日)を設ける。
• 登板数ではなく「球数管理」を重視すること。
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【補足】
• キャッチャーとの兼任制限:試合中、投手が捕手を兼任することは禁止または制限されている場合もあります(肩・肘への負担が大きいため)。
• 肩や肘の違和感・痛みがあれば即中止。無理は禁物。
• 投球フォームや柔軟性、筋力バランスも同時に評価・改善が重要です。
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【まとめ】
成長期の肘や肩は、繰り返しのストレスに非常に弱いため、「痛くなってから対処」では遅いのが現実です。年齢や成長段階に応じた投球数の制限と十分な休養、そして投球フォームの見直しを継続的に行うことが、野球人生を長く、楽しく続けるカギになります。